■フタバの歴史・第9話

■フタバの歴史・第9話 (2004年07月29日の日記より)

   タイトル変更した方がいいかな…

 『僕の失敗の歴史だじゃ!』
なにか書き進めるうちに、『僕の失敗の歴史』になってきました。成功がない。くひぃぃぃぃぃぃぃ!!!!
 僕のやった個別指導は完全一対一指導。一授業が2時間のコマ。完全一対一だから理想的な筈だった。ところがひとつ大きな問題がある。

 『生徒が先生に依存する傾向が高くなってしまう事。』
2時間8000円、週に1回の授業で32000円を親は支払う訳で、丁寧に教えてくれる事を当然要望する。講師は当然のように一生懸命教える。

 結果は、生徒は受身になってしまう。目の前で懇切丁寧な授業を2時間されたら、僕でも『お坊ちゃん状態』で鎮座していると思う。『困ったな、どうにかしなくては…』いつもそう思っていた。

 そんな時に、一人のセールスマンが塾にやってきた。この人に出会わなければ、2000万円も使わなくて済んだのに…と時々恨めしく思ってしまう。まぁ簡単に言えば、
学習機器を導入したのだ。一台27万5千円。よしゃあいいのに56台。1540万円。調子に乗って事務所も二つ出した。考えてみればうちは送迎バスを6台飛ばして生徒を一箇所に集めている塾。なんの意味もなかったと思う。

 あえて教室をだした理由を探せば、いい格好つけたかっただけだと思う。平成4年。まだ僕も35歳だったからかも知れないが、高い勉強代になった。現金で払ったほかに機器のほかにFDやなんやかで毎月60万円を18ヶ月で支払い終えた。平成9年にこの学習機器を使った教室は締めて今のスタイルに戻れた。
平成9年から僕は…   続く…


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